借金返済日記:3 朗報
更新が途絶えてしまったが、実は朗報が2つある!
1. 6月期日の300万円のうち、50万円返しました!!
やったー!
これで6月期日はあと250万円、総額350万円に減った!
なぜ返せたかというと、
既に上映が終わった劇場が、私の苦境を知り、普段より早めに清算入金をしてくださったのだ。
やったーって言うけどお客さん、
6月まであと2ヶ月ですよ、そのペースでよく喜べるね、と思う人もいるだろう。
私は、このコツコツした「やったー」が大事だと思っている。
14歳のころ、イチローファンだった私は
「毎日一歩でいいから進む、コツコツしたヒットを積み重ねた先に見える景色がある」
ということを信じてここまで生きてきたし、
それはとても正しいと思う。
ゴールばかり見ると途方にくれる。
資金集めの最初もそうだった。
目標金額1000万円、協賛してくれる人・会社を探す!となったとき、
一番最初に決めてくれた人は5万円だった。
その一歩の積み重ねで、今ここにいるんだ。
(結局1000万円集められなかったから今借金してるんだけどね)
でも、ゴールばかり見てたら映画撮れなかったはずだ。
さて。
2. 名古屋の興行を応援してくれる人が増えた!
3月下旬、4月19日から上映が始まる名古屋の街に入った。
取材してくださる人たちもいたが、それだけじゃ満席にはならないだろう。
ここでも私は、コツコツと一人でも多く、直接「来てください」って言える人を探して、
見知らぬ街なのでお店の人にどこに行ったら映画観てくれそうな人と巡り会えるか聞きながら、聞いては訪ね聞いては訪ね、歩き回ったのだ。
現時点、固有名詞は一旦伏せておくのだが、
その日、最後に訪れたお店のお姉さん、とても親身に話を聞いてくれた。
基本「映画の宣伝の相談」というスタンスで歩き回っていたのだが、
お金のことまで話を聞いてくれた。
そして「応援するよ」と写真を撮ったり、SNSに投稿していただいたり。
そこまでは、まぁ、あることと言えばあることなのだが、
なんとそのお姉さん、私が帰った後もどんどん広めてくださって。
その繋がりで、昨日、ある人とオンラインミーティングをすることになった。
そのとき言ってもらった。
「1日とかじゃない。連日、満席にしましょう」と。
オンラインミーティング前に、このブログも読んでくださっていたらしい。
つまり私がどれだけ詰んでいるか、知ったうえで、
「すごくおもしろい、どんでん返しやってやろうじゃん」
と言ってくださったのだ。
1時間半に渡り会話をし、名古屋に限らず広い視野で方法を探るトークをした挙句、
名古屋で連日満席、ということが叶えば、名古屋の延長もあり得る、
他の地域にも波及する、
ムーブメントになり得る鍵を握るのが名古屋だ、ということを理解してくださった。
嬉しいなんてもんじゃないよ。
返済日記1あたりでも書いたけど「連日満席」というのは奇跡なんだ。
その奇跡を起こそうじゃないか、と言ってくれる人がいる。
そんな奇跡みたいなこと、口では言えても実現しないかもしれない。
でもね、
孤独に興行に向き合ってきた私は、
今までのどの劇場でも「満席にしたい」と心の底で叫び続けてきた私は、
「1日じゃないよ、連日、満席にしよう」と、
言ってもらえるだけでどんなに励まされることか。
そのことをシネマスコーレさんにも共有したら、
劇場の人もやはり日々興行と孤独に闘っているので
「嬉しいです!がんばりましょう!」と元気に返してくれた。
そして、初日の上映+イベントの予約を取ることにしたと連絡があった。
すごい。これはもう波及してるってことだよ「奇跡起こそう」って発言が。
そして、いざ2週間後に迫った名古屋上映。
ここから奇跡が起きるのか!間に合うのか!!
単細胞なわたしは忙しくなるとなかなか更新できないのだけど、
(実は水面下で名古屋とは別件でトラブル勃発してたりするしね)
続報が起こったら書きます。
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