2023年もゆきますな
いよいよ今年も終わるな。
いろんなことがあった年だった。
この秋は人生で一番忙しいと思われる日々を送ったので、
今年は早めに帰省してゆっくりしようかと思ったけど、
それはそれで暇で退屈である。
そして人生で一番忙しいと言ったけど、新作映画を一本撮影した、ということのインパクトがやはりものすごいのだ。
今年の広島最終日だって追撮だった。
追撮ってったって、各地からキャストにもう一度集合してもらうこともできないので、
広島在住のミカカさんのみで深みを出せる方法を探った。
予算もないので、
追撮スタッフは私のみでやることになる覚悟をしつつ、
関わってくれたスタッフに報告として追撮をやる旨をメッセージしたら、
協力を名乗り出てくれる人たちが。
本当にありがたい。
追撮の後も年末年始にも関わらず、編集に携わる人たちが動いてくれている。
忙しかったって言ったけど、
その作品をよりいいものにするために労を惜しまず助けてくれる人たちがいる、
本当に私は幸せ者だ。
来年、お客さまに届けられるよう、
精一杯がんばるので楽しみにしていてほしい。
さて、今年、買って読んだ本の著者は、
高橋源一郎さん
瀬戸内寂聴さん
ビートたけしさん
の3名だった。
どれもとてもすばらしい本で、私に示唆してくれたり心を強くしてくれたりする中で、
共通して受け取ったこととして言えるのは、
「疑うことからしか新しいことは生まれない」という気付きだった。
誰かの心を疑うということではなく、
当たり前になっている慣習や常識、価値観
自分の考え、よいと思っている方法論、
などなど、
一度疑ってみないことには新しい表現・世界には辿り着けないと改めて思う。
真面目なことばかり書いたので、
最後に毎年恒例、おせち作りの伊達巻担当ショットも載せておこう。
今年、私と関わってくれたみなさん、ありがとう。
良いお年を!
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